ビヨンド・ミートが2024年度第3四半期決算を発表

アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが2024年度第3四半期決算を発表した。それによると同社の同期間中の売上高は8100万ドル(約125億5500万円)で、前年同期比で7.6%のプラスとなった。ポンド当たりの販売単価が前年比で15.8%値上がりしたことなどがプラスの結果をもたらすこととなった。小売チャネルの売上高が前年比で14.6%増加するなど、アメリカ国内での売上が好調だった。

営業収支は3090万ドル(約47億8950万円)の赤字で、前年同期の6960万ドル(約107億8800万円)の赤字から大幅に改善した。経常収支は2660万ドル(約41億2300万円)の赤字で、前年同期の7050万ドル(約109億2750万円)の赤字から大幅に改善した。調整後EBITDAは1980万ドル(約30億6900万円)の赤字で、前年同期の5750万ドル(約89億1250万円)の赤字から大幅に改善した。

ビヨンド・ミートの社長兼CEOのイーサン・ブラウン氏は、「前年同期比でプラスに転じるなど再び成長路線に乗ることができた2024年度第3四半期決算の経過に満足しています。オペレーティングコストの削減を追求し、売上拡大の努力を続けた結果が現れたと認識しています。今年年末にかけてキャッシュの保有残高を増やし、大きく改善されたバランスシートを皆さんにお見せできるよう努力してゆきたいと思います」とコメントしている。