アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローのプロトラブズが2024年度第3四半期(2024年7月1日~9月30日)決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億2610万ドル(約189億1500万円)で、前年同期比で3.9%のマイナスとなった。経常利益は720万ドル(約10億8000万円)で、前年同期の800万ドル(約12億円)から若干のマイナスとなった。
プロトラブズのロブ・ボーダーCEOは、「年ベースでの売上の伸び率はフラットでしたが、引き続き事業のアライメントに注力し、引き締まった組織のもとで戦略を実現してゆきます。地域に密着した営業チームは売上にフォーカスしており、新しいグローバルオペレーティングチームはファクトリーネットワークを通じて効率的に受注業務をこなしています。今後もフルフィルメントのオプションを洗練させ、利益率を最適化し、ネットワークパートナーを通じての製造能力のバランス最適化を図ってゆきます」とコメントしている。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く手デジタルマニュファクチャリングサービスビューロー。アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンでも事業を展開している。プロトラブズは、日本市場からは2022年6月をもって撤退している。