ステークホルダー・フーズがイスラエルのレホヴォトにデモンストレーションセンターを開設

イスラエル・シンガポールの3Dバイオプリンティング企業で米NASDAQ上場のステークホルダー・フーズが、イスラエルのレホヴォトにデモンストレーションセンターを開設した。センターでは同社の最新バイオ3Dプリンター「MX200」シリーズや「HD144」シリーズが常設展示されるほか、施設内の見学ツアーや同社製品の試食会なども行われるとしている。

ステークホルダー・フーズのアリク・カウフマンCEOは、「このデモンストレーションセンターは、我々の未来の顧客とパートナーを結びつける拠点として機能することになるでしょう。我々のテクノロジーをライブで実見できるだけでなく、食品生産の未来像をリアルタイムで体験することができます。また、業界内における我々のポジションを強固にするための拠点としても機能することでしょう」とコメントしている。

デモンストレーションセンターでは、すでに海外からの視察客を受け入れたほか、オンラインによるバーチャルツアーも実施したとしている。

ステークホルダー・フーズは、主に生細胞を培養したバイオインクをベースに牛肉や魚肉などの代替肉を3Dプリントしている。同社は、今年2024年からアメリカ市場において自社製品の本格的な販売を開始している。