セラミクス3Dプリンティング市場が2033年までに9億ドル規模へ

全世界のセラミクス3Dプリンティング市場が2033年までに9億ドル(約1323億円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。

アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング関連市場調査会社アディティブ・マニュファクチャリング・リサーチのレポート「セラミクス3Dプリンティング市場・予測2024-2032」によると、2024年時点で1億7300万ドル(約254億3100万円)規模と推定される全世界のセラミクス3Dプリンティング市場は、特に工業セクターでの導入が世界的に進み、2023年までに同規模へ到達すると予想している。

工業セクターの中でも、特に航空宇宙、医療、ツーリングなどの領域でのセラミクス3Dプリンティングの導入が進み、市場拡大を牽引すると予想している。医療における活用例としては、インプラント用カスタマイズパーツや体内埋め込み型アプリケーションなどを挙げ、製造コスト低下と製造スピードの向上により普及が加速するとしている。

セラミクス3Dプリンティング市場における主なプレーヤーとしては、Lithoz、3Dセラム、ストラタシス、ADMATEC、Voxeljet、ExOne、Xjet、WASPなどを挙げている。