工作機器販売大手のモリス・グループ傘下の3Dプリンティング企業のセレクト・アディティブテクノロジーズが、ストラタシスとパートナーシップ契約を締結した。現地メディアの報道によると、セレクト・アディティブテクノロジーズはストラタシスの各種のポリマー3Dプリンターを導入し、顧客向けにポリマー3Dプリンティングサービスを提供する。
ストラタシスのアメリカ地区担当社長のブレント・ヌーナン氏は、「セレクト・アディティブテクノロジーズは非常に強固な顧客基盤と顧客との関係性を有しており、モノづくりの効率化とパフォーマンスをさらに高めるためにアディティブ・マニュファクチャリングテクノロジーを効果的に導入することができるポジションに位置しています。ポリマーアディティブ・マニュファクチャリングは、マニュファクチャリング・エコシステム全体において拡大を続けており、ストラタシスとセレクト・アディティブテクノロジーズというリーディングカンパニーがパートナーシップを組むことの意義は極めて大きいです」とコメントしている。
セレクト・アディティブテクノロジーズは、CNCマシニングやアディティブ・マニュファクチャリングなどのテクノロジーを活用した各種のマニュファクチャリングサービスを提供している。80年以上の社歴を持ち、航空宇宙や自動車など、重要な産業セクターにおいて顧客基盤を有している。