ブリジット・デ・ヴェト-ヴェイセン氏がマテリアライズの新CEOに就任する。マテリアライズの共同創業者でCEOを33年務めたフリード・ヴァンクラエンCEOは退任し、新たに同社取締役会長に就任する。いずれも2024年1月1日付けの人事となる。
CEO退任にあたりヴァンクラエン氏は、「我々は、より良いより健康的な世界を作るというミッションをもとにマテリアライズを設立しました。設立から33年が経ちましたが、新たなリーダーシップとともにさらに未来へ進むべき時が来ました。この人事はリーダーシップの進化を示すものです。ブリジットは社内および社外における優れた経験を有しており、マテリアライズのミッションへのコミットメントを十分に示してくれています。ブリジット以外にマテリアライズを率いることができる人材を私は知りません」とコメントしている。
ブリジット・デ・ヴェト-ヴェイセン氏は2016年にマテリアライズへ入社、直近ではマテリアライズメディカルのエグゼクティブヴァイスプレジデントを務めている。
マテリアライズは1990年にフリード・ヴァンクラエン氏やピーター・レイズ氏らが設立した、ベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。