イタリアのオートバイメーカーのドゥカティと、同じくイタリアの3DプリンターメーカーのRobozeがパートナーシップ契約を更新した。発表によると、ドゥカティ傘下のレーシングチームのドゥカティ・コースは、引き続きRobozeとパートナーシップを組み、PEEKやPEEKカーボンなどのハイエンドポリマー素材を活用し、レーシングバイク用部品の製造やプロトタイピングなどを行う。
Robozeのアレッシオ・ロルーソCEOは、「ドゥカティ・コースとのパートナーシップは、テクノロジーとイノベーションへの情熱の完璧なコンビネーションを現わしています。ドゥカティ・コースとのコラボレーションを継続できることにエキサイトしており、我々の先端3Dプリンティングソルーションをドゥカティ・コースの勝利に活用していただけることを嬉しく思います。我々の協業が、今年2023年のシーズンにおいても結果をもたらすことを信じています」とコメントしている。
ドゥカティ・コースのパドックにはRobozeの最新シリーズ「Roboze ARGO500」が設置され、稼働が可能な状態になっている。
ドゥカティは1926年設立のイタリアの老舗オートバイメーカー。スーパーカーメーカーのランボルギーニの子会社で、ドイツの自動車メーカーのフォルクスワーゲンの孫会社となっている。