デスクトップメタルの株価が27.48%上昇

大手3Dプリンターメーカーのストラタシスによる吸収合併が発表された3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルの株価が上昇している。ニューヨーク証券取引所で取引されているデスクトップメタルのk部は現地時間の2023年5月19日に1.71ドルまで下落したが、ストラタシスによるデスクトップメタルの吸収合併が発表された直後から値上がりを始め、現地時間の2023年6月8日には2.18ドルまで上昇した。2023年5月19日から6月8日までの株価上昇率は27.48%となっている。

ストラタシスの株価も値上がりを続けており、現地時間の2023年6月8日には17.57ドルで取引されている。

なお、ストラタシスに対しては、デスクトップメタルを吸収合併した後に新たに吸収合併するオファーを大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが提案している。

スリーディーシステムズはプレスリリースを通じて、スリーディーシステムズ、ストラタシス、デスクトップメタルの三社の統合により、およそ1億ドル(約140億円)規模のコスト削減がただちに実現し、統合後の新会社の企業価値は18億4000万ドル(約2576億円)程度の規模に到達すると主張している。