マークフォージドが2022年度通年決算を発表

アメリカの3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、2022年度通年決算を発表した。それによると、同社の2022年度の売上高は1億100万ドル(約131億3000万円)で、前年比で11%増加した。経常収支は2540万ドル(約33億200万円)の赤字で、前年の390万ドル(約5億700万円)の赤字から大幅に悪化した。非GAAP(米国標準会計基準)ベースの赤字は6010万ドル(約78億1300万円)で、前年の3510万ドル(約45億6300万円)の赤字から悪化した。

同時に発表された2022年度第四四半期の売上高は2970万ドル(約38億6100万円)で、前年同期の2660万ドル(約34億5800万円)から11%増加した。経常収支は1070万ドル(約13億9100万円)の赤字で、前年同期の330万ドル(約4億2900万円)から悪化した。

マークフォージドのシャイ・テレム社長兼CEOは、「チャレンジングな事業環境の中、世界的なデジタルフォージの需要が高まる中、記録的な四半期の売上高とともに強力な一年を終えることができました。サプライチェーン停滞が引き続き成長の阻害要因として残っていますが、モノづくりの現場では(3Dプリンターの活用により)サプライチェーンを簡素化するトレンドが広がっています」とコメントしている。