マイケル・スコット氏がCoreformの社長に就任

アイソジオメトリック分析(Isogeometric analysis)の世界的権威でユタ大学教授のマイケル・スコット氏が、次世代CADエンジニアリングソフトウェアメーカーのCoreformの社長に就任した。Coreformの社長に就任に伴い、ユタ大学教授は辞任した。

マイケル・スコット氏は、2014年に自らのアイソジオメトリック分析理論をベースにしたソフトウェアを開発するためユタ大学内にCoreformを設立、共同創業者として同社の経営に関わってきていた。

スコット氏は、「今こそが決断の時だと考えました。Coreformは世界初のネイティブ・アイソジオメトリック分析ソルバーを開発し、商用利用できるようにしました。そして、次の成長フェーズへ移行しつつあります。このエキサイティングな瞬間をチームとともに過ごして行けることを大変楽しみにしています」とコメントしている。

Coreformは、ユタ州オレムに拠点を置き、メッシュ生成ソフトウェア「Coreform Cubit 2022.11」を開発している。「Coreform Cubit 2022.11」は、IGAモデリングによりCFDモデル準備に費やす時間を最小限に抑えながら最適化されたメッシュを取得できるソフトウェア。