シュガーラブの創業者がスリーディーシステムズから株式を買戻し

カリフォルニア州イーストロサンゼルスに拠点を置くシュガー3Dプリンターメーカーのシュガーラブの創業者が、親会社のスリーディーシステムズから株式を買戻しして話題になっている。アメリカの技術雑誌テッククランチの報道によると、シュガーラブ創業者のリズ・フォン・ハッセン氏とカイル・フォン・ハッセン氏夫婦は5億ドル(約7億5000万ドル)を支払い、スリーディーシステムズからシュガーラブの全株式を買い取るという。

シュガーラブは2012年にリズ・フォン・ハッセン氏とカイル・フォン・ハッセン氏が二人で立ち上げたシュガー3Dプリンターメーカー。当初より砂糖菓子などを3Dプリンターで製造販売していたが、会社設立の一年後に大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズに買収され、これまでに同社の子会社として運営されきた。同社のシュガー3Dプリンターは、パウダーシュガーを素材にフルカラーで造形が可能。

シュガーラブのミーガン・ボーズマンCOOは、「シュガー3Dプリンターのオリジナルの開発者の元にシュガーラブを戻すことができたことを嬉しく思うとともに誇りに思います。これにより、自分たちの未来をコントロールすることができます」とコメントしている。