ヴィンセント・レロール氏が、アメリカの3Dプリンターメーカーのカーボンの企業開発担当上級副社長に就任した。レロール氏は、カーボンの法人顧客開拓やサポート全般を担当する。
レロール氏は、企業戦略、M&A、イノベーションなどの職種において30年以上のキャリアを持つベテラン。前職ではソフトウェアメーカーのナウト社のチーフ・コマーシャル・オフィサーを務め、チャネルパートナーシップなどの戦略的アライアンス構築を担当していた。
レロール氏は、「画期的な技術と企業戦略を展開し、業界を革新させることに大いに興奮しています。カーボンの技術プラットフォームは伝統的な製造業を進化させています。モノづくりの現場で、いくつものブレークスルーを起こし続けています。カーボンのチームとコラボレートし、お客様のアイデアを実際のモノづくりに進めるためのエコシステムの構築に努力してゆきます」とコメントしている。
カーボンのフィル・デシモンCEOは、「ヴィンセントのソフトウェア業界におけるエコシステム構築の経験は、カーボンが存在する業界においても広く活かされることでしょう。ヴィンセントがチームに合流してくれたことを嬉しく思うとともに、新たなイノベーションを生み出す戦略パートナーシップを構築してくれることを期待しています」とコメントしている。