マークフォージド創業者のグレッグ・マーク氏がマークフォージドを退社

マークフォージド創業者のグレッグ・マーク氏が、マークフォージドを退社することがわかった。マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。当初は一般的なデスクトップ3Dプリンターを製造していたが、素材の幅をカーボンファイバーやナイロンなどに広げ、製品のラインナップを広げてきていた。

同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われており、これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などが同社の3Dプリンターを採用している。

マークフォージドは、昨年2021年7月にSPAC(特別買収目的会社)のOneと合併し、ニューヨーク証券取引所へIPOを果たしている。

自身の今後のステップについてマーク氏は、「マークフォージドでの素晴らしい経験を終え、今こそ次のフェーズに移るタイミングだと判断しました。私が自宅のリビングルームでこの会社を立ち上げた時、世界は今とはまったく違ったものでした。数々の革命的な技術を世に送り出してきたすべての仲間に感謝します」と自らのLinkedInフィードにコメントを投稿している。