医療3Dプリンティングサービスビューローのプリンタープレッズが、産業用3Dプリンティングサービスビューローのバーテックス・マニュファクチャリングを買収した。買収スキームや買収金額などの詳細については明らかにされていない。
プリンタープレッズは2018年設立。カリフォルニア州フリモントに拠点を置き、医療機器メーカーなどのユーザーにメタル3Dプリンティングなどのサービスを提供している。同社はこれまでにブティック・ベンチャー・パートナーなどのベンチャーキャピタルから総額で1600万ドル(約18億2400万円)の資金を調達している。
バーテックス・マニュファクチャリングはオハイオ州シンシナティ二拠点を置き、医療、航空宇宙、防衛、石油ガス、エネルギー、コンスーマーグッズなどの産業セクターのユーザーに3Dプリンティングサービスを提供している。
プリンタープレッズのシュリ・シェティーCEOは、「過去2年間において、両社は素晴らしい協働関係を築いてきました。両社の合併により、二つのイノベーティブな会社が先端マニュファクチャリングの領域でお互いの強みを補完することになります。IP(知的財産)やアディティブ・マニュファクチャリングの最高のテクノロジーを、様々な産業セクターのユーザーに提供することになるでしょう」とコメントしている。