プロトラブズが2021年度第一四半期決算を発表

アメリカの試作品製造・3Dプリンティングサービスビューローのプロトラブズが、2021年度第一四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は1億1600万ドル(約127億6000万円)で、前年同期から100万ドル(約1億1000万円)増加した。

部門別の売上高は、射出成型事業が5600万ドル(約61億6000万円)で、前年同期から100万ドル(約1億1000万円)増加した。CNCマシニング事業の売上高は3700万ドル(約40億7000万円)で、前年同期から100万ドル(約1億1000万円)減少した。3Dプリンティング事業の売上高は1700万ドル(約18億7000万円)で、前年同期から100万ドル(約1億1000万円)増加した。

2021年度第一四半期決算について、プロトラブズのジョン・ウェイCFOは、「プロトラブズ2.0のローンチや、3Dハブズの買収などにより、財務的パフォーマンスをマネージすることに成功しました。我々のバランスシートは健全であり、キャッシュの保有残高も9300万ドル(約102億3000万円)に達しています。借金もゼロで、今後のさらなる成長へ向けての投資も可能です」とコメントしている。

プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く産業ユーザー向けサービスビューロー。アメリカをはじめイギリス、ドイツ、日本でも事業を展開している。同社はニューヨーク株式市場に上場している。