ナノ・ディメンションがフロリダに北米ヘッドクォーターを開設

イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、フロリダ州ボカ・ラトンに北米ヘッドクォーターを開設する。北米ヘッドクォーターは北米市場の営業拠点となる他、カスタマーサポート、トレーニングセンター、物流拠点としても機能する予定。

北米ヘッドクォーターの開設について、ナノ・ディメンションのヨアヴ・スターンCEOは、「北米ヘッドクォーターは、北米市場における中心的AMEサービスビューローになります。南フロリダの労働環境は魅力的で、営業拠点の他、カスタマーサポートなどの中心的拠点として機能します。さらに北米市場に加え、ラテンアメリカ市場やヨーロッパ市場へも営業を拡大することが可能です」とコメントしている。

北米ヘッドクォーターの開設日は3月19日で、イスラエルと香港に次ぐナノ・ディメンションの三番目のヘッドクォーターとなる。

ナノ・ディメンションはアメリカ国防省の認定ベンダーに指定され、アメリカ軍などのアメリカの公的セクターとのビジネスを拡大している。

ナノ・ディメンションは2012年設立のベンチャー企業。イスラエルのネス・ジオナに拠点を置き、PCB3Dプリンティング技術を用いて電子基板製造用3Dプリンタードラゴンフライ20203Dプリンターを製造している。