ドイツの大型3Dプリンターメーカーのビッグレップが、米マサチューセッツ州ボストンに新アメリカ・ヘッドクォーターを開設する。現地時間の2月10日にオープンする新アメリカ・ヘッドクォーターには本社機能に加えてショールームも開設され、同社のビッグレップ・スタジオG2、ビッグレップ・ワン、ビッグレップ・プロなどのシリーズが常設展示される。
新ヘッドクォーターの開設について、ビッグレップのフランク・マランゲルCEOは、「よりフレキシブルなアディティブ・マニュファクチャリングを求めるニーズが拡大する中、ビッグレップの新ヘッドクォーターは、革新的なアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションを求めるクライアントに、カスタマーサービスの新たなスタンダードを提供してゆきます。特に業界のエキスパートに対して、大型パーツの製造のためのサポートを提供してゆきます」とコメントしている。
ビッグレップは、これまでにドイツ本社に加えてシンガポールとニューヨークに営業拠点を開設している。
ビッグレップは2014年設立。造形サイズ1立方メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップワン」などを産業ユーザーに提供してきている。同社の大型3Dプリンターは、ボッシュ・レックスロス、エティハド航空、ドイツ鉄道などに採用されている。