ファーゴ・アディティブ・マニュファクチャリング・イクイップメント3Dがアレフ・オブジェクトを買収

経営危機に陥っていた3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクトを、ファーゴ・アディティブ・マニュファクチャリング・イクイップメント3Dが買収した。現地時間の先週金曜日、ファーゴ社が明らかにした。

発表によると、ファーゴ社はアレフ・オブジェクトのすべての資産を譲り受け、レイオフされた従業員の一部を再雇用するという。アレフ・オブジェクトのグラント・フラハーティCEOは、引き続き同社のCEOとして留まる。なお、買収価格などの詳細については明らかにされていない。

「ファーゴ社は、引き続きLulzBotブランドの3Dプリンターを作り続けます。今週末にも(アレフ・オブジェクトの工場がある)コロラド州ラブランドでの生産が再開される見込みです」とフラハーティ氏はコメントしている。

アレフ・オブジェクトは、先月10月11日に113人の従業員のうち91人をレイオフするなどし、経営危機が噂されていた。フラハーティ氏は、その時点でM&Aやオーナーチェンジなどを含む複数の選択肢について言及していた。

ファーゴ・アディティブ・マニュファクチャリング・イクイップメント3Dは、アレフ・オブジェクトを買収するためにベンチャーキャピタルが設立した有限会社。