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アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが2018年度決算を発表した。
発表によると、同社の2018年度の売上は6億8770万ドル(約756億4700万円)で、前年の6億4610万ドル(約710億7100万円)から6%増加した。3Dプリンター製品売上が4億2920万ドル(約472億1200万円)で、前年から9.6%増加した。サービス関連売上は2億5450万ドル(約279億9500万円)で、前年からほぼ横ばいだった。
2018年度決算についてスリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシCEOは、「決算については満足しています。特に各種のプリンターの売上が強く成長し続けていることと、プラスチックとメタル関連3Dプリンターが伸びていること、さらにはヘルスケアの領域とソフトウェアソルーションのビジネスが伸びていることに満足しています」とコメントしている。
2019年度の事業展開についてジョシ氏は、新素材とワークフローソフトウェアを市場に投入し、新たな売上につなげたいとしている。また、引き続きコスト構造のリストラクチャリングを進め、キャッシュフローの改善を果たしたいとしている。
2018年度決算の発表を受けた直後のニューヨーク証券取引所の同社株価は12ドル前後で取引され、12.28ドルの終値で取引を終えている。