EOSがストラタシスのスピンオフ企業のヴァルカン・ラブズを買収 https://www.nttd-es.co.jp/eos3d/

ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSが、ストラタシスのスピンオフ企業のヴァルカン・ラブズを買収した。ヴァルカン・ラブズは独自開発したパウダーベッド・フュージョン・テクノロジーを用いた3Dプリンターを開発している。なお、買収価格などの詳細な条件は明らかにされていない。

買収に伴い、ヴァルカン・ラブズのデービッド・レイCEOがEOSノースアメリカのCOOに就任する。

ヴァルカン・ラブズの買収について、EOSノースアメリカのグリン・フレッチャー社長は、「アディティブ・マニュファクチャリングは先端マニュファクチャリングであり、ボタンを押せばなんでも完結するといった単純なものではありません。そのような世界において、時には想定外のソルーションを提供しながら、顧客に生産性と成功をもたらすよう努力しています。今回の買収により、顧客からのあらゆる要求に対応できるエンジニアリングサービスグループを結成することができました」とコメントしている。

EOSは1989年設立、ドイツのミュンヘンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングカンパニー。同社のメタル3Dプリンター、ポリマー3Dプリンターは、航空宇宙、自動車などのモノづくりの領域で広く利用されている。