http://additivemanufacturing.com/2018/10/30/postprocess-technologies-launches-in-europe/
3Dプリンティング後のポストプロセスに特化したアメリカのポストプロセス・テクノロジーズが、ヨーロッパ初の支店をフランスのソフィア・アンティポリスに開設した。支店はポストプロセス・テクノロジーズのソルーション拠点として機能するほか、ヨーロッパ市場の営業拠点としても機能する。
ヨーロッパ支店の開設について、ポストプロセス・テクノロジーズのジェフ・マイズCEOは、「アディティブ・マニュファクチャリングの市場は拡大しており、我々の顧客は各業界のグローバルリーダーです。我々が開発した自動ポストプロセスソルーションへのニーズは、ヨーロッパでも増加しています」とコメントしている。
3Dプリンターの普及が進む中、3Dプリントしたパーツなどのポストプロセスの需要も増加している。特にFDM方式の3Dプリンターで製造されたパーツは、表面の仕上がりが雑になるケースが多く、スムースフィニッシュなどを施す必要がある。
ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセスを行う。独自開発したソフトウェアとハードウェアを使い、ほぼ自動でポストプロセスを行っている。