http://additivemanufacturing.com/2018/04/12/bigrep-and-etihad-airways-engineering-partner-to-develop-the-next-generation-of-am-solutions-for-the-aerospace-industry/
ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、中東最大の航空機整備会社エティハド航空エンジニアリングと、航空業界向け次世代アディティブ・マニュファクチャリング技術開発に関する業務提携契約を締結した。発表によると、両社は航空機のキャビンで使われる各種のパーツ製造などの共同プロジェクトを展開するという。
業務提携についてビッグレップのステファン・バイエルCEOは、「エティハド航空エンジニアリングは経験豊富な企業であり、航空業界にアディティブ・マニュファクチャリング技術を普及させるためのベストパートナーです。我々のビッグレッププリンターで、現時点で最高のアディティブ・マニュファクチャリング技術を提供できると信じています」とコメントしている。
ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主に産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。同社はベルリンの他、ニューヨーク、ボストン、シンガポールにオフィスを置いている。
エティハド航空エンジニアリングはUAEのエティハド航空傘下の航空機整備会社。アブダビ国際空港を主な拠点に、主にエティハド航空の航空機向けメンテナンス、リペア、オーバーホール(MRO)サービスを提供している。