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マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが3千万ドル(約31億5千万円)の資金調達に成功した。今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は8,500万ドル(約89億2,500万円)となった。
フォームラブズは2013年にシリーズA投資で、ベンチャーキャピタルキャピタルのDFJグロースから1,900万ドル(約19億9,500万円)を調達したのを皮切りに、2016年にシリーズB投資で、別のベンチャーキャピタルのファウンドリー・グループなどから3,500万ドル(約36億7,500万円)を調達している。
シリーズB投資には、CADソフトメーカー大手オートデスクの元CEOのカール・バス氏も参加している。なお、バス氏は最近フォームラブズの取締役に就任している。
フォームラブズは、これまでにSLA3Dプリンターの「Form1」「Form2」シリーズを市場に投入、その性能から世界中の3Dプリンターユーザーから高い評価を得ている。また、同社はこれまでに同社初のSLS3Dプリンター「Fuse1」も投入してきている。
フォームラブズは2011年にマサチューセッツ工科大学メディアラボの研究者らが中心となって設立された。フォームラブズはデスクトップSLA3Dプリンターのマーケットで最大のシェアを有している。