https://3dprintingindustry.com/news/relativity-space-planning-use-stargate-3d-printer-make-rockets-mars-122964/
ロサンゼルスに拠点を置くロケット開発ベンチャー企業のリラティビティ・スペースが、シリーズB投資で3,500万ドル(約36億7,500万円)を調達した。シリーズA投資などを加え、同社がこれまでに調達した資金の総額は4,500万ドル(約47億2,500万円)となった。
出資したのはプレイグラウンド・キャピタルを筆頭とするシンジケート。バリュエーションなどの情報は明らかにされていない。
同社にはベンチャーキャピタルのソーシャル・キャピタル、Yコンビネーター・コンティニュイティなども出資している。
同社は同社が「世界最大のメタル3Dプリンター」と称するメタル3Dプリンターを使ってロケットエンジン部品などを製造している。同社はこれまでにメタル3Dプリンターで製造したロケットエンジンの燃焼試験を100回以上成功させている。また、ロケットの製造に3Dプリンターを活用する事で、ロケット製造に使われる部品点数を従来の1万点から1千点に削減するとしている。
リラティビティ・スペース社は別のロケットベンチャー企業のブルーオリジンとスペースX出身のティム・エリス氏とジョーダン・ヌーン氏が共同で立ち上げた。同社は現在、従業員14人規模で全長27メートルのロケットを製造している。現在のところ、同社は2020年にロケットの初打ち上げを予定している。