https://i.materialise.com/blog/first-hp-jet-fusion-4200-3d-prints/
HPが2018年第一四半期決算を発表した。それによると期間中の売上は145憶ドル(約1兆5,950憶円)で、対前年比で14%増加した。GAAP基準での1株あたり利益は1.16ドルで、事前予想の0.38ドルを大きく上回った。また、期間中のオペレーションによるキャッシュフローは9憶9,600万ドル(約1,095憶円)だった。
部門別では、パーソナルシステムズ・ノートブック部門が最大のセグメントで、56憶ドル(約6,160憶円)と最大で、前年比の伸び率は14%だった。プリンティング・コマーシャル・ハードウェア部門の売上は11憶ドル(約1,210憶円)で、前年比の伸び率は28%だった。
HPのディオン・ワイスラーCEOは決算について、「当期は3Dプリンティングビジネスにおける重要なマイルストーンとなった。特にHPジェットフュージョン300・500シリーズをリリースできた事が大きい。低価格のカラープリンティング技術は業界にエンジニアリンググレードのプロトタイピングを可能にさせる」とコメントしている。
ワイスラーCEOは、HPが新たにHPジェットフュージョンシリーズの顧客としてFedExやアメリカ海兵隊などを獲得したことも明らかにしている。HPジェットフュージョン300・500シリーズは、先行してリリースされたマルチジェット・フュージョンシリーズの廉価版で、製造業の現場などを中心にユーザーを増やしている。