スリーディーシステムズ元CEOのアヴィ・レイチェンタル氏がナノ・ディメンションの共同会長に就任 https://blog.ted.com/how-3d-printing-will-turn-us-all-back-into-makers-avi-reichental-at-ted2014/

スリーディーシステムズ元CEOのアヴィ・レイチェンタル氏が、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションの共同会長に就任した。

「我々はレイチェンタル氏が我々のオファーを受け入れ、ナノ・ディメンションの取締役会に参加してくれる事を嬉しく思う。我が社はドラゴンフライシリーズの初受注を受け、彼の3Dプリンター業界の知識と経験が我々の戦略的方向性を強化してくれる事を期待している」とイサク・シェレム会長はコメントしている。

アヴィ・レイチェンタル氏は長らくスリーディーシステムズのCEOを務め、同社を3Dプリンター業界のリーディングカンパニーに育て上げた。一方、スリーディーシステムズの業績は2015年より低迷し、同社株価は史上最安値にまで落ち込んでいた。レイチェンタル氏は2015年10月にスリーディーシステムズのCEOを辞任していた。

ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。

ナノディメンションは2012年設立。イスラエルのナノテクノロジーの専門家らが中心となって設立された。