マークフォージド、シリーズC投資で3,000万ドルを調達 http://3hti.com/products-2/mark-one-printer-mark-forg3d-2

マサチューセッツ州に拠点を置く新興3Dプリンターメーカーのマークフォージドが、シリーズC投資で3,000万ドル(約33憶円)を調達した。

出資したのはシーメンス系列のベンチャーキャピタルのネクスト47、マイクロソフト・ベンチャーズ、ポルシェ・オートモビルなど。今回の増資により、マークフォージドが調達した資金の総額は5,700万ドル(約62億7千万円)となった。同社にはマトリックス・パートナーズ、トリニティ・ベンチャーズ、ノースブリッジ・ベンチャー・パートナーズなどの有力ベンチャーキャピタルが投資している。

マークフォージドはプラスチック、カーボンファイバー、ファイバーグラス、メタルなどを素材にした各種の3Dプリンターを製造している。同社の3Dプリンターは、特に自動車、航空宇宙、医療などの領域で広く使われている。これまでにGoogle、Amazon、フォード、NASA、アメリカ空軍などが同社の3Dプリンターを採用している。

マークフォージドはマサチューセッツ工科大学出身のエンジニア、グレッグ・マーク氏が2013年に立ち上げた。当初は一般的なデスクトップ3Dプリンターを製造していたが、素材の幅をカーボンファイバーやナイロンなどに広げ、製品のラインナップを広げている。