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試作品・カスタムパーツ製造サービスビューローのプロトラブズの2017年度第三四半期決算が好調だ。同社の発表によると、2017年度第三四半期の売上は前四半期から12.7%増加し、8,810万ドル(約96憶9,100万円)となった。好調な決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所に上場している同社株式の株価は史上最高値を付けた。
事業部門別では、射出成型部門の売上が4,948万ドル(約54憶4,280万円)で、全体の56%を占めた。CNCマシニング事業が2,716万ドル(約29憶8,760万円)、3Dプリンティング事業が1,110万ドル(約12憶2,100万ドル)とそれぞれ売り上げた。
9か月経過後の同社の2017年度売上は1億4,095万ドル(約155憶450万円)、経常収支は3,750万ドル(約41憶2,500万円)の黒字となった。
3Dプリンティング事業ではプラスチックとメタル3Dプリンティングの需要が伸びていて、特にDMLSとメタル3Dプリンティングへの関心が高まってきているとしている。また、最近導入したHPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの稼働が高まっているともしている。
市場別では、アメリカ市場が13.3%、ヨーロッパ市場が15.9%とそれぞれ高い伸びを示したものの、日本市場は8.6%のマイナスとなった。
同社では、第四四半期の売上を8,500万ドル(約93憶5,000万円)から9,000万ドル(約99憶円)程度と見込んでいる。