https://slm-solutions.com/products/machines/selective-laser-melting-machine-slm-500
ドイツのハイエンドメタル3Dプリンター製造のSLMソルーションズが、1,300万ドル(約14億3千万円)分のメタル3Dプリンターを受注した。
受注したのはSLM500マルチレーザー3Dプリンター10台。SLMソルーションズの中国販売パートナーを通じて受注したという。メタル3Dプリンターは今後15ヶ月かけてユーザーに順次デリバリーされる予定という。
SLM500マルチレーザー3DプリンターはSLMソルーションズの最大クラスのシリーズ。最大4700Wのレーザーをメタルパウダーに照射して造形するSLS方式の3Dプリンター。
中国では最近工業用ハイエンド3Dプリンターの導入が相次いでいる。HPも、中国の大手サービスビューロー、シャイニング3Dと50台のHPマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの売買契約を締結したと先日発表している。
SLMソルーションズを巡っては、昨年GEによるTOB買収提案が話題になった。買収はSLMソルーションズの筆頭株主の反対で不成立となったが、後にマーカス・レクリンCEOが突如解任されている。
今回の大型受注は、SLMソルーションズにとって久しぶりに明るいニュースとなったようだ。