https://3dprintingindustry.com/news/could-xometry-be-the-amazon-of-additive-manufacturing-73643/
メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが、1,500万ドル(約16億5千万円)の資金調達に成功した。同社が調達した資金の総額は累計で3,800万ドル(約41億8千万円)となった。
出資したのはGEベンチャーズ、ハイランド・キャピタル・パートナーズなどのベンチャーキャピタルを含む投資家群。GEベンチャーズ、ハイランド・キャピタル・パートナーズは以前のラウンドでもXometryに出資している。
Xometryは3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などが名を連ねている。同社のユーザー数は、アメリカ国内の中小企業を中心に5,000社に達している。
Xometryでは、ユーザーが作成した部品などの3Dモデルをアップロードし、素材などの条件を指定するとサービスビューローなどの業者が応札する。取引条件が成立するとサービスビューローが実際の部品を製造してユーザーへ送付する。
Xometryは、調達した資金を営業部門の強化やプラットフォームの拡大に投じるとしている。
Xometryは2013年10月設立。「カスタムマニュファクチャリングのAmazon」を目指し、業績を拡大している。同社の直近の年商は2,000万ドル(約22億円)に達している。