http://www.tocci.com/2015/10/the-scoop-3d-printing-in-construction/
上海に拠点を置く中国の3Dプリント建設企業ウィンサン装飾デザイン技術公司が、サウジアラビアに100台の建築3Dプリンターをリースする。同社によると、建築3Dプリンターのリースとしては15億ドル(約1650億円)規模の大型取引になるという。
建築3Dプリンターを使うのはサウジアラビアのアル・モブティ建設会社。計画では最大3000万スクウェアフィート(約85万坪)規模の建設に使うとしている。
リース契約はサウジアラビアのサルマン国王の中国公式訪問時に北京市内で締結された。契約では、ウィンサンは建築3Dプリンターをリースすると共に、テクニカルサポートや、同社が開発したオンラインウェブプラットフォームへのアクセスなども提供する。
サウジアラビア側はウィンサンの持つ建築3Dプリンターを使ったグリーン技術の技術移転に興味を示しているという。
ウィンサンは2015年に世界で初めてアパート住宅を3Dプリンターで建設し、世界的に有名になった。