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アメリカのCADソフト製造大手のオートデスクが、2016年度第三四半期決算を発表した。
発表によると同期間中の売上は4億9000万ドル(約5億3900万円)で、対前年同期比で18%減少した。同期間中の一株あたりの営業収支は64セントの赤字だった。
同期間中のクラウドベースのサブスクリプションユーザー数は16万8千人増加し、累積ユーザー数は295万人となった。同期間中、オートデスクはサブスクリプションのみ販売した(サブスクリプションとは、ソフトウェアをパッケージとして販売するのではなく、ユーザーにクラウドベースのサービスをサブスクライブ(購入)してもらい、月額フィーを徴収する課金形態のこと)。
オートデスクは現在クラウドベースのサブスクリプションモデルへビジネスモデルを転換中であるとしている。
同社はまた、SPARKプラットフォームを含む3Dプリンティング領域への投資を強化し、3Dプリンティングの世界におけるエコシステムの構築を目指しているとされる。
第三四半期決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所での同社株価は75.45ドルで始まり73ドルで終了した。