http://www.visionhealth2030.com/3d-printed-medical-devices-the-future-of-personalized-healthcare/
イギリスの市場調査会社フューチャー・マーケット・インサイツが、今年の3Dプリント医療機器市場が2億7,980万ドル規模に到達したとするレポートを発表した。
「3Dプリント医療機器市場:グローバル産業分析と機会評価、2016-2026」と題されたレポートは、今年の全世界の3Dプリント医療機器市場は2015年の2億3,800万ドル(約254億円)から17.6%増加し、2億7,980万ドル(約299億円)に達したとしている。
市場セグメントでは整形外科、歯科、義手義足などのカテゴリーが成長を牽引したとしている。
市場ニーズは糖尿病関連疾患、末梢血管疾患、骨関節炎などに広く存在し、対象人口の高齢化がニーズを拡大させているとしている。
3DプリンターのタイプではSLS方式が最大のシェアを有し、今後も拡大を続けてゆくとしている。
医療機器のプリントに使われる素材のシェアはプラスチックが最大としている。