クックソンゴールドがDMLS3Dプリンターでジュエリーの製造を開始 http://www.directindustry.com/prod/eos-gmbh-electro-optical-systems/product-5078-1782315.html

イギリスのジュエリーメーカーのクックソンゴールドが、DMLS(Direct Metal Laser Sintering)S3Dプリンターでジュエリーの製造を開始する。

EOSのプレシャスM080メタルジュエリー3Dプリンターを使用し、18金とプラチナを材料にブレスレット、イアリング、ネックレス、カフリンクなどを製造する。

ジュエリーの価格帯は75ユーロ(約9,750円)から7,500ユーロ(約975,000円)程度で、カスタマイズ機能も提供される。

ジュエリー業界では比較的早くから3Dプリンターが製造に使われているが、これまではインベストメントキャスティング製法などの、型を3Dプリンターで作る製法が主だった。クックソンゴールドのジュエリーは、3Dプリンターで直接製造される初のジュエリーとなる。

ジュエリー業界は3Dプリンターとの相性が良い業界の一つとされている。3Dプリンターのローボリュームマニュファクチャリングの機能が、カスタムメイドを求めるジュエリーユーザーのニーズに合うとされている。

クックソンゴールドは17,000点ものジュエリーを扱う老舗メーカー。金、銀、プラチナ、パラジウムなどを使ったカスタムメイドジュエリーを製造している。