AIM3Dがマルチマテリアル3Dプリンター「ExAM510」シリーズをリリース

ドイツの3DプリンターメーカーのAIM3Dが、マルチマテリアル3Dプリンター「ExAM510」シリーズをリリースする。来月11月16日から19日の日程でドイツのフランクフルトで開催されるFormnext 2021でプロトタイプが展示される。

「ExAM510」シリーズは、AIM3Dの現行フラッグシップシリーズの「ExAM255」シリーズをベースにした開発されたもので、510 x 510 x 400 mmのビルドボリュームを有している。ビルドエリアは最大200℃まで温度設定が可能。独自開発したAIM3Dエクストルーダーを搭載し、一般的なフィラメント方式のFDM3Dプリンターの最大10倍のスピードで造形が可能。

素材はABS、PLA,PETG、PEEK、TPE、PEIなどのポリマー系素材に加え、PA6、GF40、MF60、PEEK CFなどの強化エンジニアリングプラスチック系素材や、316-L、CU99などのメタル系素材、およびセラミック系素材が利用できる。

AIM3Dは2017年設立。ドイツ・メクレンブルク州ロストックに拠点を置くロストック大学のスピンアウト企業。ロストック大学の学生らが中心となって設立した。