http://www.3ders.org/articles/20181108-rize-introduces-xrize-full-color-desktop-industrial-3d-printer-and-new-materials.html
ボストンに拠点を置くスタートアップ企業のRIZEが、フルカラーデスクトップ3Dプリンター「XRIZE」をリリースする。
XRIZEはRIZEの最初の製品のRIZE Oneをベースに開発されたフルカラー3Dプリンターで、機能性ポリマーを素材にフルカラーで出力できる3Dプリンター。素材をエクストルーダーから出力する際にCMYKのインクを吹き付けて着色する。タッチスクリーンつきで、造形サイズは310 x 200 x 200mm。
また、XRIZEと同時に二種類の新型高機能素材もリリースされる。RIZIUMカーボンはエンジニアリンググレードのサーモプラスチックフィラメントで、カーボンファイバーで強化されたもの。フィニッシュの仕上がりが滑らかで、高い強度を持つのが特徴。機能性評価のためのプロトタイピングに向いているとしている。
RIZIUMエンデュラもファイバーで強化されたフィラメントで、高い抗衝撃性を持つのが特徴。XRIZEのフルカラープリンティングに最適な素材だとしている。
また、XRIZEの管理プラットフォームのRIZEコネクトも同時にリリースされる。RIZEコネクトはクラウドベースの3Dプリンター管理プラットフォームで、パソコンやモバイルデバイスなどからユビキタスな操作を可能にする。
XRIZEの価格は55,000ドル(約616万円)RIZEではXRIZEの出荷を来年から始めるとしている。