https://3dprintingindustry.com/news/worlds-largest-composite-3d-printer-installed-by-thermwood-at-local-motors-to-make-self-driving-vehicles-135573/
3Dプリント自動車メーカーのローカルモーターズが、世界最大クラスの工業用3Dプリンターを導入し、話題になっている。
ローカルモーターズが導入したのはThermwood社のLSAM10’X40’3Dプリンター。アリゾナ州フェニックスにあるローカルモーターズのヘッドクォーター兼マイクロファクトリーに設置された。
プリンターは、ローカルモーターズが開発した小型自動運転バスOlliの製造に使われる他、ローカルモーターズの親会社LMインダストリーズが受注したアメリカ海兵隊用無人貨物輸送車の製造にも使われるという。
ローカルモーターズは、自動車の製造を3Dプリンターなどを使って自己完結的に行うマイクロファクトリーと呼ぶコンセプトを提唱している。大都市などの各消費地にマイクロファクトリーを置き、自動車の製造やメンテナンスを行う事で、従来型の自動車生産方式よりもよりエコフレンドリーな自動車生産が可能になるとしている。
マイクロファクトリーは現在カリフォルニア州グレンデール、アリゾナ州アリゾナ、ネバダ州ラスベガスに存在している。
ローカルモーターズは、2015年に世界初の3Dプリント自動車「ストラティ」を製造した事でも知られる。