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イリノイ州ノースブルックに拠点を置く3Dプリンターメーカーのインポシブル・オブジェクツが、混合素材造形3Dプリンターをリリースする。
モデルワン3Dプリンターと名付けられた3Dプリンターはカーボンファイバー、ケブラー、ファイバーグラスなどの素材を混合して3Dプリントすることが可能で、従来型の3Dプリンターよりも10倍程度の強度に造型出来るとしている。
また、モデルワン3Dプリンターは造形スピードも速く、従来型の3Dプリンターの最大100倍のスピードで造形出来るという。
また、混合ベース・アディティブ・マニュファクチャリング方式と同社が呼ぶ造形方法は、混合素材をPEEKと混ぜ合わせることで高い強度のパーツを造形出来るとしている。同方式はサーマルインクジェットヘッドを使い、カーボンファイバーやケブラーなどの素材を最初にプリントし、ナイロンやPEEKのポリマーパウダーを使ってシートに混合素材を接着させるという。
インポシブル・オブジェクツは、現時点ではモデルワン3DプリンターをAdditive Manufacturing Technology as a Service(AMTAS、「サービスとしてのアディティブ・マニュファクチャリング」)としてリリースし、3Dプリンターそのものは来年一般市場にリリースするとしている。