米テキサス州オースティンに拠点を置く建設3DプリンターメーカーのICONが、テキサス州ジョージタウンに100棟の3Dプリント住宅を建設すると発表して話題になっている。
ICONが建設を予定しているのは、広さ1574平方フィート(約146.2平方メートル)から2112平方フィート(約196.2平方メートル)の大きさの平屋建て住宅で、3から4ベッドルームと2から3バスルームがついているという。また、すべての住宅は屋根に太陽光発電パネルとWiFiスマートサーモスタットが標準で装備されるという。
ICONの共同創業者でCEOのジェイソン・バラード氏は、「世界で初めて、我々はロボットが住宅コミュニティを建設する事態を目撃することになります。しかも単なる住宅ではなく、より良いデザイン、より強く、より高いエネルギー効率と快適さ、そしてより高い柔軟性を備えた住宅です。未来においては、ロボットとドローンがコミュニティを、ひいては街全体を作ることになるでしょう」とコメントしている。
ICONは、来年2023年頭から住宅購入希望者の予約受け付けを開始するとしている。現在のところ、住宅の価格は40万ドル(約5600万円)からとなっている。