ICONがテキサスA&M大学などと共同で農業研究者用3Dプリント住宅を建設

テキサス州に拠点を置く3Dプリント住宅メーカーのICONが、テキサスA&M大学などと共同で農業研究者用3Dプリント住宅を建設して話題になっている。ICONが建設したのは広さ1197平方フィート(約111.2平方メートル)の三棟の平屋建て住宅。テキサス州マクグレガーのテキサスA&M大学農業研究技術イノベーションセンターの敷地内に設置された。

テキサスA&M大学のアグリライフ・リサーチ担当ディレクターのクリフ・ラム氏は、「これらの3Dプリント住宅の建設は、マクレガーで進行中のアグリテック・イノベーションをさらに加速するためのものです。業界のコラボレーションを強化し、イノベーションをさらに進めることになるでしょう。農業の研究者達に研究サイトへのアクセスを提供し、テキサス州全体で農業の革新的技術を広めるという我々のミッションを実現してくれるでしょう」とコメントしている。

ICONのビジネスディベロップメント担当ディレクターのベラ・ナウランド氏は、「テキサスA&M大学アグリライフ・リサーチのためのプロジェクトが完了したことに安堵しています。完成した3Dプリント住宅は、学生、研究者、教員、業界リーダーにとっての新たな研究拠点となります。テキサスの次世代の農業実現のために大きく貢献してくれることを期待しています」とコメントしている。