センチュリー・コミュニティーズが3Dプリント住宅の販売を開始

アメリカの大手ハウスメーカーのセンチュリー・コミュニティーズが、アリゾナ州カサグランデで3Dプリント住宅の販売を開始する。建設スタートアップ企業のダイアモンドエイジ3Dと協働で展開するもので、ダイアモンドエイジ3Dが開発したロボットアーム型建設3Dプリンターを使って建設する。

センチュリー・コミュニティーズのグレッグ・ハフ社長はプレスリリースで、「この新しいテクノロジーは、耐久性に優れた、エネルギー効率が高い、防音効果に優れたコンクリート製の住宅を提供します。マイホームを手に入れたいと願うすべての人に手頃な住宅を提供するというセンチュリー・コミュニティーズのミッションを実現するものです。センチュリー・コミュニティーズだけではなく、住宅業界全体にとっての顕著なブレークスルーです」とコメントしている。

建設される住宅はいずれも平屋建ての戸建て住宅で、価格は20万ドル(約2600万円)からとなっている。建設にかかる時間は30日で、従来型の建築方法より作業時間が50%削減されるとしている。

センチュリー・コミュニティーズは、コロラド州に拠点を置く大手ハウスメーカー。アメリカのトップ10ハウスメーカーにランクインしている。