ブラックバッファロー3Dがペンシルバニア州に建設3Dプリンター工場を建設

ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカーのブラックバッファロー3Dが、ペンシルバニア州に建設3Dプリンター工場を建設する。現地の報道によると、ブラックバッファロー3Dはペンシルバニア州イースト・ストラウズバーグ内で106エーカー(約12万9762坪)の土地を購入し、同社のNEXCON建設3Dプリンターを製造するとしている。ある関係者は、バイデン政権が現在進めている「ビルドバック・ベター」政策の影響で、建設3Dプリンターの需要の増加を見込んだ動きと推察している。

アメリカでは現在、人口が増加している主要都市の多くで住宅不足が社会問題になっている。住宅不足に対応するため、建設コストが安い建設3Dプリンターを活用する機運が全米で高まっている。現時点までに確認出来たところでは、カリフォルニア州、テキサス州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ネバダ州、ミネソタ州、フロリダ州などで建設3Dプリンターが導入されている。

ブラック・バッファローは、ニューヨークに拠点を置く建設3Dプリンターメーカー。造形サイズ最大1500平方フィート(約139.35平方メートル)の建設3Dプリンターを開発している。