アップルがイスラエルのフェイシャル3Dスキャニングソフトウェア企業を買収 https://www.macrumors.com/2017/02/19/apple-buys-facial-recognition-firm-realface/

アップルがイスラエルのフェイシャル3Dスキャニングソフトウェア企業のリアルフェイスを買収した。買収金額は200万ドル(約2億2600万円)と見られる。

リアルフェイスは2014年設立。テルアビブに拠点を置き、顔認識技術を核とした各種のソフトウェアを開発している。

今回の買収により、アップルがiPhoneの次のシリーズに何らかの顔認識機能を盛り込むのではという噂が広がっている。

リアルフェイスはアディ・バルジライ氏とアビブ・マダー氏の二人が設立した。設立に際し100万ドル(約1億1300万円)の資金を調達している。同社の主力ソフトウェアは低消費電力デバイスで動作可能で、例えばiPhoneなどのスマートフォンのログイン用顔認識に使われる。

また、同社のソフトウェアは各種のAR、VRデバイスでも利用可能という。

アップルはこれまでにフラッシュメモリーメーカーのアノビットや、3Dセンサーメーカーのプライムセンスなどを買収している。リアルフェイスはアップルが近年買収した四社目のベンチャー企業となる。