工業用3Dプリンター市場が2024年に70億ドル規模に成長

工業用3Dプリンター市場が2024年に70億ドル(約7,700億円)規模に成長すると予想したレポートが発表された。

市場調査会社のマーケット・リサーチエンジンが発表したレポート「工業用3Dプリンティング市場」によると、工業用3Dプリンターのグローバル市場は年率27%の成長率で成長を続け、2024年までに70億ドル規模に到達するとしている。

市場拡大を牽引する主なプレーヤーとして、同レポートはスリーディーシステムズ、ストラタシス、EOS、マテリアルズ、ExOne、ヴォクセルジェット、エンビジョンテック、アーカム、コンセプトレーザー、オプトメック、SLMソルーションなどを挙げている。

エリア別では、アメリカ市場が最大のシェアを占め、欧州と中国の市場が続くとしている。

一方、別の市場調査会社のIDCは、全世界の3Dプリンター関連市場が2022年までに230億ドル(約2兆5,300億円)規模に到達するというレポートを句会している。それによると、3Dプリンター本体、3Dプリンター用素材、3Dプリンター関連ソフトウェア、3Dプリンター関連サービスなどのグローバルでの支出額は、2022年まで年率18.4%の成長率で成長を続け、同規模に到達するとしている。同レポートは、3Dプリンター本体と3Dプリンター用素材の支出額が全体の三分の二を占め、市場拡大を牽引するとしている。