Facebookが3Dプリント銃製造関連のコンテンツを削除 https://www.facebook.com/FacebookJapan/

世界最大のソーシャルメディアのFacebookが、3Dプリント銃製造関連のコンテンツを削除して話題になっている。

Facebookの判断は、先週アメリカ地方裁判所が出した3Dプリント銃の3Dモデル公開の差し止めを求める暫定命令を受けたものと見られる。3Dプリント銃を開発したコーディー・ウィルソン氏の3Dモデル公開再開を違法として、9の州が同様の暫定命令を出している。

Facebookの広報担当者は、「3Dプリンターを使って銃を製造する方法を公開することは、Facebookのコミュニティ基準において認められることではありません。我々は我々のポリシーにしたがって、そのようなコンテンツをFacebookから削除してゆきます」とコメントしている。

いずれにせよ、3Dプリント銃を開発したコーディー・ウィルソン氏のサイトでは、未だにAR-15ライフルなどの3Dプリント銃の3Dモデルが公開されている。Facebookでは、Facebookからのそうしたサイトへのリンクも削除し、仮にリンクがクリックされてもエラーがでるような処置を施すとしている。

3Dプリント銃の3Dモデル公開については、アメリカでも世論を二分する議論になっている。3Dプリント銃の3Dモデル公開禁止を求める声も依然と多く、議論は今後も激しさを増してゆくと思われる。