アリゾナの企業がカーボンの3Dプリンターを使ったサービスビューローを開設 https://all3dp.com/padt-opens-on-demand-3d-printing-factory-with-carbon-printers/

アリゾナの企業がカーボンの3Dプリンターを使ったサービスビューローを開設した。

サービスビューローを開設したのはアリゾナ州フェニックスに拠点を置くフェニックス・アナリシス・アンド・デザイン・テクノロジーズ(PADT)。アメリカ南西部におけるサービスビューローとしては同社がアメリカ初となる。

PADTはカーボンの認定プロダクションパートナーで、サービスビューローでは3台のカーボン製3Dプリンターを使い、3時間で20の部品製造を、週に2,000点から5,000点のパーツをオンデマンドで製造するとしている。

サービスビューローの開設につき、PADTの共同創業者レイ・チュー氏は、「我々は3Dプリンティングの世界で25年以上の経験がありますが、単なる試作品製造を超えた、顧客が必要とする完成品づくりを追い求めてきました。カーボンの技術はそれを可能にし、射出成形方式なみの品質の製品づくりを高速で行う事が可能になりました」とコメントしている。

カーボンは2014年にジョセフ・デシモン、フィリップ・デシモンの二人が設立、独自開発したCLIP(Continuous Liquid Interface Production)ベースの3Dプリンターを開発している。CLIPベースの3Dプリンターは、一般的なSLA方式の3Dプリンターよりも高速で高品質の造形が可能としている。