ドイツのベンチャー企業がFDM3Dプリンター用セラミック3Dプリンティングキットを開発 https://www.stoneflower3d.com/

ドイツのベンチャー企業ストーンフラワーが、FDM3Dプリンター用セラミック3Dプリンティングキットを開発した。FDM3Dプリンターにアタッチするタイプで、セラミック、クレイ、粘土、ワックスなどの素材を利用できる。

セラミック3Dプリンティングキットはユニバーサル・プリントヘッドとエクストルーダーの二つのパーツで構成される。ユニバーサル・プリントヘッドは最大0.3mmのレイヤーまで出力できる。

セラミック3Dプリンティングキットはキックスターターを通じて販売される予定。キックスターターでの販売は来年1月から開始される予定で、価格はアーリーバードスペシャル価格を含めて450ユーロ(約59,850円)から535ユーロ(約71,155円)程度になる見込み。ストーンフラワーでは、セラミック3Dプリンティングキットの出荷を2018年4月から開始するとしている。

セラミックを素材に出力するセラミック3Dプリンターは既にリリースされているが、セラミックなどを素材にしたアタッチメント方式のノズルがリリースされるのは世界で初めてと見られる。

ストーンフラワーは、ドイツのマックス・プランク研究所に勤務するロシア人エンジニア・アナトリー・ベレツキンとスタニスラフ・ミロノフが昨年立ち上げた。