ポストプロセス・テクノロジーズが歯科医療用ポストプロセスサービスを開始

3Dプリンティング後のポストプロセス処理に特化したポストプロセス・テクノロジーズが、歯科医療用ポストプロセスサービスを開始する。アメリカ最大クラスの歯科医療研究機関のグレート・レイクス・デンタル・テクノロジーズと共同で展開するもので、矯正用アライナーのパウダー除去やサーフェスフィッシュなどを行う。

グレート・レイクス・デンタル・テクノロジーズは、SLS3Dプリンターを使ってアライナーなどを製造しているが、プリント後のパウダー除去などを手作業で行っていた。ポストプロセス・テクノロジーズのサーフェス・フィニッシュ・ソルーションを活用することで、ほぼ完全に自動化することに成功した。

グレート・レイクス・デンタル・テクノロジーズのジェイムズ・クンケモーラー社長兼CEOは、「(ポストプロセス・テクノロジーズのデバイスは)作業効率を向上させるのみならず、ワークフォースのバリューを維持しながら最高レベルの製品を生み出してくれます。

ポストプロセス・テクノロジーズはニューヨーク州バッファローに拠点を置くスタートアップ企業。3Dプリンティング後にサポート材のクリーニングやサーフェスフィニッシュなどのポストプロセス・ソルーションを提供している。