南デンマーク大学の研究者が3Dプリンターで新型コロナウィルス検査ロボットを開発

南デンマーク大学の研究者が3Dプリンターで新型コロナウィルス検査ロボットを開発し、話題になっている。

ロボットを開発したのは同大学インダストリー4.0研究所のシウシアス・サヴァリムス氏率いる10人の研究チーム。サヴァリムス氏は、「我々は世界で初めて完全自動式のスワブロボットを開発しました。ロボットは(現在世界で感染が拡大している)新型コロナウィルスの検査のほか、今後発生してくる未知のウィルスの検査にも活用できます」とコメントしている。

ロボットはアルミフレームと3Dプリントされたプラスチックフレームを組み合わせて作られていて、患者の咽喉からロボットアームに取り付けたスワブで粘膜組織を採取する。人間の手を介さないので、医師や看護師などの最前線にいるスタッフの感染防止に役立つとしている。また、長時間労働を強いる検査業務からスタッフを開放し、救急医療などの他の現場へ投入することが可能になるとしている。

研究チームは、早ければ今年6月にもロボットを実際の医療現場に投入するとしている。

本記事執筆時点でのデンマークの新型コロナウィルス感染者数は1万1593人に達し、死者数は568人となっている。デンマークでの新型コロナウィルス感染はピークを越えたものの、依然として予断を許さない状況が続いている。