フォームラブズが3Dプリンターで人工呼吸器用アダプターを製造

アメリカのSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、3Dプリンターで人工呼吸器用アダプターを製造している。FDA(米食品医薬品局)の緊急製造許可を受けての動きで、人工呼吸器の消耗部品のアダプターを、一日あたり3千個製造するとしている。

アダプターはニューヨーク州最大の病院ネットワークのノースウェル・ヘルス病院がデザインした。通常は睡眠障害の治療に使われるBiPAP治療気に装着することで、人工呼吸器として使用することが可能になる。フォームラブズは、同アダプターの製造を緊急的に許可された最初の企業となった。

新型コロナウィルスの感染拡大が続くアメリカでは、3Dプリンターメーカーなどの多くの3Dプリンター関連企業が医療物資の製造に乗り出している。フォームラブズも、これまでにフェイスシールドや新型コロナウィルス検査用スワブなどを製造し、医療現場へ提供してきている。

本記事執筆時点でのアメリカの新型コロナウィルス感染者数は123万人を超え、死亡者数は7万2167人に達している。ニューヨーク州などの一部の州では感染拡大のピークを迎えたと見られているものの、アメリカ全体では感染拡大収束の兆しは見えていない。